volunteer tour 20110603-06 IWATE O-tsuchi_Kamaishi ③

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今回、私が利用した名鉄観光さんのツアーでは、釜石にあるホテルに宿泊しました。

もともと申し込んだ時点では、被災地から少し離れた地域にある宿の予定だったのですが、
当日になって釜石のホテルへの変更を告げられました。

ガイドの方の話だと、今回利用したホテルはそれまで休業していましたが、ボランティアへ向かうのには便利である(し、釜石大観音という観光スポットもすぐ横にある)ので、名鉄観光側がホテルの人に頼んで開けてもらったとのことでした。



釜石での朝、かなり早く目が覚めたので、少し外を散歩しました。

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少し歩くと、写真のような津波避難場所の印や津波時の避難地図などがあるのに気がつきます。
やはり、ここで暮らす人たちには、東京に暮らす私たちとは違う津波に対する意識があるのでしょう。

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歩いていると、一人のおじさんと出会いました。
おじさんは遠くの家を見て、「いいよな家があるやつは」と嘆いてタバコを吸っていました。

聞くと、近くの釜石観光センターで避難所生活をしている方でした。

ここでは30人ほどが生活しているとのことでした。窓から中の生活の様子を見ることは出来ましたが、やはり見ることは出来ませんでした。

近くには国道が通っていて、坂を上がったところから観光センターの横までは高架になっています。
4月の話ですが、そこから飛び降りて自殺した人がいたそうです。おじさんが話してくれました。
精神的に弱ってしまった人がたくさんまわりにいたと言ってました。



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こういうツアーがあることで、私たちがボランティアに参加することは非常に簡単になりましたが、
常に持っていなければならないのは、ボランティアはお客さんではありません。という意識。

自ら考え行動する。チームワーク・規律、その場所のルールに従う。
まじめになりすぎる必要はないけど、ボランティアにある程度の基本的な心構えは必要です。
危険への意識も。だけど明るく元気に活動することが大事~!



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ボランティア活動2日目目は、住宅とその周辺の泥の掻き出し作業です。

正直最初は、悲惨な街の状況をさんざん見てきていたので、
一見綺麗そうで普通に生活送れてそうな家をなんでこんな大人数で掃除せにゃならんのか、
今はもっと瓦礫の撤去とかしたいんだよ、という思いがあったのですが、
いざ作業を始めるとその気持ちは全く変わりました。

今回作業を行った家は、海からはかなり距離があるように思えましたが、
家の周りの土を掘ると、貝殻や海藻がたくさん出てきました。

家の中は綺麗になっていましたが、よく見ると天井まで津波の際の水の跡がくっきりと残っていました。
この家の人も地震の後一月程は避難生活を送っていたそうです。


チームに分かれ作業にあたっていて、一軒の家を片付けるだけでもこんなに大変なことなのかということを実感しました。これは被災地の方が自力で整えるのは難しい話です本当に。

家のおばあちゃんが申し訳なさそうに気を遣ってお茶を出してくれたりしました。
やらされてるわけじゃなく、こっちは当たり前に好きでやってることだから、
そこまで感謝されることじゃないと思うけど、ボランティアには何でもやってもらえとか、
やってもらって当たり前というような態度をとる人も中にはいるので、そういう人に会うと嫌だなぁと思う。



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ピッカピカやでーおばあちゃん!


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by I_love-JESUS | 2011-06-28 23:14  

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