建築の記憶
東京都庭園美術館へ行ってきた。
建築の展示というよりかは写真の展示会。だと位置づけて見てきた。サラッと。
休日に展示を見に行くのは損。
何で今日行ったかというと、松隈洋さんの講演があったから。
これは絶対、学習院大学のピラミッド校舎の話題になるだろうと思っていたけど、
それに関しては一言二言。暗くて静かで眠くなった。
写真を見ていて、桂離宮、伊勢神宮、広島平和記念資料館、京都会館の写真撮りたくなった。
上野とか丸の内は月曜あたりに。京都は月末に行ってこようと思う。広島も行きたいな。
東京文化会館と西洋美術館、東京中央郵便局、京都会館をじっくりと見てみたい。
京都会館はコルビュジェの建築かと思った。非常にモダンな印象を与えてくれる写真だった。
その写真しか知らない僕が現在の京都会館を見るとき初めて、
今回の講演、展示会の本質に触れられるんだと思う。
建築家から信頼されるプロのカメラマンは、建築家の想いを読み取り、建築の本質を写し出す。
広告、災害、周辺環境の変化。建築は時代と共に変化する。成熟か、荒廃か。
見えなくなるものもあれば、時間が経って初めて生まれる価値もある。
ただし、建築は永遠ではない。やがて立て替えられる運命にある。
無くなった文化をどう残す?どう伝えるのか?写真はとても重要なツールである。
記録を残す。蓄積する。伝え続ける。
松隈さんの話には共感できる部分があった。
もう桜が咲いているんですね。春ですね。梅よりやはり桜派です。
よい建築、よいデザインはいつまでも残してほしいと思うし、
汚い町並み、かっこわるい車は罪だと思う。
by I_love-JESUS | 2008-03-08 19:19